ICTの積極的な活用を支援します

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一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第106号)

    http://www.ictm-p.jp/

                          2022/10/19

 

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【目 次】

 

1.会長コラム 『すべての事象に通じる成功の手順』

 

               ICT経営パートナーズ協会   会長

 

                            木村 礼壮

 

2.ニュース・お知らせ: 今号は有りません

 

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【会長コラム】

 

       『すべての事象に通じる成功の手順』

 

               ICT経営パートナーズ協会   会長

 

                            木村 礼壮

 

 

今回は、個人的に最近感じたことを書いていきたいと思います。

今月は、すべての事象には成功の手順があるとことさらに感じた月でした。

 

今月から国土交通省にてEBPM及びPMO支援のコンサルティング活動をしています。

(EBPMとはEvidence Base Policy Makingの略でエビデンスに基づいて政策を立案する

こと)です。

 

日本の政府では限られた資源(予算等)を有効活用するために政策策定時に課題・目

的・手段・効果の論理的繋がりを明確化するためにエビデンスデータに基づく取り組

みを急ピッチで進めています。

とは言え、いきなりEBPMを政策策定担当者が腹落ちした状態で修得できる訳ではない

ので、データ解析及び企画策定の専門家が支援することになり、その活動を行ってい

ます。

 

当方はEBPMに基づいて策定された政策のロジックモデルを検証しています。

大まかに言うとロジックモデルは以下が含まれています。

 

目的の明確化:

エビデンス(データ解析結果)により導き出された課題を基に現状の姿(AS IS)を

どのようなあるべき姿(TO BE)に変えていくべきかを導き出します。

 

目的達成のための手段の決定:

AS IS形をTO BE形に変えるために何を行うべきかをエビデンスベースで選定していき

ます。

 

目的達成時期の決定:

目的達成までをいくつかの段階に分けて各段階の完了時期を決定します。

 

投資対効果の算定:

エビデンスベースで効果を定量的に算出して、目的達成に必要なリソースとの対比を

します。

 

(備考:経験上一番良く抜け落ちている作業として、目的の明確化のためには対象範

囲(スコープ)を明確化することが挙げられます。スコープが明確でないと利害関係

者間での会話自体が成り立っていないにもかかわらず、そのことに気づきもしない事

態も起こり得ます。この点は注意が必要です。)

 

昨今では、何をするにもITの力が必要ですので、目的達成のための手段として、情報

システムの利用が次の検討課題となり、ITプロジェクト計画書が作成されます。その

ITプロジェクト計画書でも上記と同じような手順により作成されます。

 

当方はITプロジェクト計画書の検証も行っていますが、その計画書の中身にはロジッ

クモデルと全く同じ要素が含まれています。手段がITソリューションとなっており、

その中身が詳細に記されているだけが違いと言っても過言ではないでしょう。

 

つまり、すべての企画・計画を策定・実施していくPDCAのサイクルを回すためには成

功の手順があるということが分かります。

 

ここで問題なのが、何を実行すれば良いのか(What to do)が分かっても、どうやっ

て実施する(How to do)が分からなければ成功の手順を完遂することはできません。

 

そのHow to doの部分を含めて企画・計画をエビデンスベースで策定する方法論があ

ります。私は、35年以上企画・計画策定について研究してきており、様々な情報を収

集して、様々な方法を試してきました。その過程で様々なツール(ファシリテーショ

ン支援、ビッグデータ解析等)やテンプレートを開発してきてSUSDという方法論を

10年以上前に確立いたしました。

 

その方法論は日本の大手企業及び欧米のグローバル企業におけるIT戦略策定に応用し

て大きな成果をあげています。

 

更に、そのSUSDという方法論(メソドロジ)の内容を説明すると日本でも一・二を争

う偏差値の自治医科大学大学院で教鞭をとることを依頼されたり、厚生労働省で調達

仕様書の策定支援を依頼されたり、政府外郭団体から支援を依頼されたり、あらゆる

方面からSUSDを適応した業務の依頼があります。

当然、一般企業からも各種依頼があります。

 

そのSUSDについてご興味があるかたは、是非、当協会のお問合せフォームからご依頼

事項をポストして頂けますと、幸甚でございます。

 

https://www.ictm-pa.jp/%E5%95%8F%E5%90%88%E3%81%9B/

 

最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございます。

 

 

P.S.

 11月より東京商工会議所様経由で「中小企業向けIT企業との上手な付き合い方」

無料セミナーの配信予定でございます。

 

 

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